全力ではなく80%の「ほどほど人生」で幸せに生きる

人間、何事も100%の全力で物事にあたってしまうと、とても疲れてしまいます。完璧を求めてしまう人は、何事においても100%を求めてしまいますが、それは仕事だけに限らず、自分の趣味であったり、他人の仕事ぶりに対しても完璧を求めてしまいがち。しかし、完璧を求める人は、挫折しやすい傾向にあります。

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90%の達成でも不満が残る

なぜなら、どれだけ頑張って完璧を求めたとしても、「100%」を実現することは非常に難しいからです。自分の中では完璧であったとしても、その結果が他人の目から100%に見えるかどうかは分かりません。

しかし、結果として90%を達成していれば、その成果は失敗とはいえないでしょう。ですが、完璧を求めてしまうと、「これは失敗だ」として、不満が残ってしまうわけです。

一方、80%の「ほどほど」で物事に望んだ場合であればどうでしょうか。もちろん、全力を出していないからといって、いい加減に物事にあたるというわけではありません。「相手も納得するだろうと」考えられるレベルでしっかりと物事にあたり、その成果が相手に認められれば、それは成果としては「100%」になるわけです。

また、時にはほどほどの成果が、相手にとっては120%の結果になるということもありえます。もちろん、先ほども触れたような「いい加減」な気持ちで事にあたっていては、この結果は得られるものではありません。

関連記事:80%を良しとする考え方で疲れを軽減する

考え方ひとつで真逆の結果が生まれる

人生は時に残酷で、自分の思い通りに物事が運ばないことも多いのですが、だからといってその結果を得て、「自分はダメな人間だ」と思い込むのと、「これはチャンスだ」と考える人間とでは、その後の結果に大きな違いをもたらします。

例えば会社を首になったとして、「自分はダメな人間だ」と思うのか?または、「時間に余裕が出来たから、この時間を利用して何か勉強を始めよう」とか、「今日が新しいスタートだ」と考えるのか?後者の様な前向きな気持ちであれば、ピンチを人生の岐路と捉えて、新たな一歩を踏み出すこともできるはずです。

しかし、何事も完璧を求めてしまうと、前者の様に「自分はダメな人間だ」と、自分を卑下し、大きな挫折を感じてしまうことになります。その結果、うつ病等の心の病を抱えてしまう可能性もあるのです。

何事も「ほどほど」を望むようにすれば、給料に不満があったとしても、仕事の内容に満足していたり、良好な人間関係や円満な家庭を築き上げていれば、我慢することもできます。

不満な点ばかりを見るのではなく、自分が現状置かれている立場を客観的に見直し、幸せであることを見つけるようにすると、2倍も3倍も幸せな人生を送ることができるかもしれません。

同じ状況であったとしても、その出来事を「不満」と思うのか、「ほどほど」と思うのかで、得られる結果に大きな違いが出てきます。全力で物事に当たり、仕事が趣味だ、仕事が生きがいだと言い、責任を全うすべく仕事に打ち込んだ結果、大切な体を壊してしまっては意味がありません。

そうならないためにも、「何事も程々に。80%の結果を人生に求める」ようにして、常に心にゆとりを持てるようにしてください。生まれた心のゆとりは余裕を産み、その余裕がストレスの軽減や疲れにくい体をつくり上げるのです。

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