責任感の強い人は疲れやすい

「3つの疲れ」で疲れきってしまう人の特徴のページで、心配性な人程疲れやすいと紹介しましたが、責任感が人一倍強い人も、心労を抱えやすいといえます。責任感の強い人は、自分の仕事だけでなく、同僚や自分が所属している部署、プロジェクトチーム内での仕事に対しても、強い責任を感じてしまいがちです。

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強い責任感が大きな疲労を招く

このようなタイプの人は、様々な責任を一人で抱え込もうとしてしまいます。部署で何かトラブルがあったり、取引先とのやりとりでミスがあった場合でも、責任を一人で抱えてしまうこともあります。それでいて、「自分の責任だ」という思いが強いがために、上司や社長には相談するのは恥ずかしい事だと考えてしまい、一人思い悩んでしまいます。

トラブルの処理も、誰かの助けを借りずに一人でやってしまおうと考えます。結果、さらに大きなトラブルを招いてしまい、どうすることも出来なくなってしまい、ますます自分を追い詰めることになるのです。

責任感が人一倍強い人は、このような結果にはまってしまう可能性が高いといえます。ミスやトラブルが表に出てきた頃には、取り返しの付かない事態になっていた・・ということもありえるのです。

責任を一人で背負い込まない

こうなる前に、やはりホウレンソウの基本、「相談」を行なうことです。「周りの皆も忙しいのだから、この案件のミスは自分ひとりで処理しなければならない」と一人で抱え込むことは危険です。会社の中で働く社員はみな、共同体であり、運命を共にしています。そんな仲間達や上司に相談し、協力を仰ぐ事は決して恥ることではありません。

相談した結果、同僚から適切なアドバイスがもらえて、一気に仕事が進むかもしれません。上司に相談したことで、電話一本でそのトラブルは解決するかもしれません。

自分が責任を追い込み、結果が散々となれば、同僚やその部署、ひいては会社にも影響がでる可能性があります。そうなってしまった場合の事を考えれば、手助けしてもらうことなんて些細な事です。何も恥じる事はありませんので、責任感が人一倍強いと自覚している人はもちろん、普段から難易度の高い案件を抱えている人も、周りに協力を仰いぎ、相談していく習慣を身につけていきましょう。

報告することも責任感の一つ

このように、自分の責任の中で全てを解決していくのではなく、周りにしっかりと「報告」していくことで、仕事の全体の流れもよくなります。相談や報告もせず、自分の中で心労をためこんでいけば、いつかはあなた自身が潰れてしまいます。病院に通う事になり、会社も休む事になれば仕事も滞ります。責任といいう側面から見れば、その結果こそ、「恥ずべき」事ではないでしょうか?

報告や相談をする事は悪ではありません。誰からの評価も下がることはありませんし、「すぐに報告してくれてよかった」と、逆に評価される場合もあるほどです。

すぐに報告することも、責任のうちの一つと捉えておきましょう。

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慢性的な疲れを抱えている人へ

一つの会社に一生を捧げるのも良いですが、体を壊す前に転職も考えてみましょう。リクナビNEXTのスカウト登録を行っておけば、希望の条件に適した企業からのオファーが届きます。採用側も、まずはリクナビに登録しておけば人材が確保できると考えています。

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