真面目すぎる性格も要注意!几帳面で真面目な人は疲れやすい

何事においても几帳面で細かい性格の人も疲れやすく、心労を溜め込んでしまいます。少々の事であれば、通常は気にせず、たいして心に留めない出来事であっても、几帳面な性格だと見過ごせません。ほんのささいなミスでも絶対にダメ。不真面目な行いも許せない・・といった様に、様々な細かい出来事に気を使ってしまい、心に疲れを溜め込んでしまい、消耗していくタイプなのです。

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几帳面さも行き過ぎれば仕事の効率は落ちる

書類のチェックを何度も行なったり、計算ミスが無いかと、これまた何度も計算をやりなおしたり・・・。時間にも几帳面なので、一日に何度もスケジュールを確認し、メモにも目を通します。5分前にスケジュールを確認したばかりなのに、「本当にその時間であっているか」と不安になり、またスケジュールを見直して完璧を貫くのです。

何度も念入りに細部まで確認しますので、作業のやり直しといったことも頻繁に行ないます。気が付けば、仕事は一向に前に進んでおらず、懸命になって堂々巡りをしているような働き方をしているわけですから、当然、疲れはどんどんと溜まっていきます。

確認作業は、もちろん大切で重要な作業の一つではありますが、度が過ぎてしまえば、仕事の効率は落ちてしまうのです。疲れを溜めない仕事の進め方のページでも、「行き過ぎたながら作業」は効率を落とすと書きましたが、今回の例のように、「行き過ぎた几帳面さ」も、時には仕事の効率を落としてしまうということです。

「広い視野」と「適度な荒っぽさ」で仕事の効率を上げる

このように、一つの仕事に対して完璧を求めるのも良いのですが、仕事に対しては「広い視野」で以って、仕事を進めていくべきです。

予想していた時間よりも早く仕事が終わったのなら、見直しを行い、さらに仕事の精度をアップさせるのは良いと思います。でも、いくつも案件を抱えていて、時間も少ない場合には、多少荒っぽくても良いので、仕事を先に進めていく事も時には重要です。

そして、一通り複数の案件が終わった段階で、時間に余裕が出来ていれば見直しを行い、そのタイミングで仕事の制度を上げていきます。一通り仕事は終了しているわけですから、「見直し」の段階でミスすることもなく、心にゆとりを持った状態で確認作業を行えるはずです。

几帳面な性格の人からすれば、こういった仕事の進め方はありえないと思うかもしれませんが、適度な「荒っぽさ」も、効率よく仕事を進める上では重要な要素の一つです。まずは抱えている案件を一通りこなす。その上で、最初に戻ってチェックしていく方法であれば、一通り全ての案件を把握していますので、後から立ち戻って修正箇所を見つけることも容易となります。

複数案件を短い時間で多くこなしている人を見てみると、そのような進め方をしている人が意外に多いということに気づくでしょう。

まじめな性格の人も心労がたまりやすい

几帳面な性格の人と同様に、「まじめな性格」の人も心労を溜めやすい傾向にあります。

この性格のタイプでは、心にゆとりが少なく、常に余裕が無い状態です。息抜きもあまりせず、昼休憩もそこそこに、すぐに仕事に戻ってしまいます。一見すればまじめで勤勉な社員と写りますが、冗談もあまり言わずに、飲み会や遊びの場といった息抜きの場でも、仲間との意思の疎通がうまくいかずに、ストレスは溜まる一方です。

仕事がよくできて、ストレスも少なく疲れも少ない人というのは、明るくおおらかで、冗談もよく言い、周りの人間と意思疎通がしっかりと取れているといった特徴が良く見られます。業績も良いので、上司や社長の受けもよく、それが昇進や昇給へと繋がっていきます。

一方、まじめな性格の人は、先にも述べたように、ひたすらに勤勉にもくもくと作業をこなしていきます。だからといって、無条件で上司や社長の評価があがるというわけではありません。「冗談も言わずに、お酒の場所でも楽しそうにしていないな。なんだか接し難いな」と思われているかもしれません。

性格も真面目すぎると、そのような雰囲気に馴染めず、ストレスを溜め込んでしまします。仕事に関する悩みを抱え、心労を溜め込み、耐え忍ぶような働き方となっていることでしょう。そして、「そういった働き方でも良い」と思っているのです。

仕事に対する考え方は人それぞれではありますが、自分は頑張っているからこれでいい。という風に、体と心を壊してまで、真摯にひたむきに仕事に取り組む姿勢はどうかと思います。そして、限界を迎えてぐったりと疲れてしまい、病院に駆け込んでくるタイプには、このような「真面目な性格の人」が非常に多いのです。

⇒真面目な性格の人の特徴とは?

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慢性的な疲れを抱えている人へ

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