「3つの疲れ」で疲れきってしまう人の特徴

一口に「疲れ」といっても、疲れには色々な種類があるのですが、大きく分けた場合、「肉体的な疲れ」と「精神的な疲れ」の二つに分かれます。この記事では後者の「精神的な疲れ」について説明していきます。

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精神的な疲れは「心労・気疲れ・人疲れ」

「精神的な疲れ」には、大きく分けて以下の3つの疲れが確認できます。細かく見ていけば他にも種類があるのですが、当記事内ではこの3つについて説明していきます。

  • 心労
  • 気疲れ
  • 人疲れ

それでは、それぞれの特徴を簡単に説明してみたいと思います。

心労

あれこれと心配して、心が消耗してしまう疲れ。心の悩みや気苦労といった精神的な疲れを指します。

>>責任感の強い人は疲れやすい
>>几帳面で真面目な人は疲れやすい

気疲れ

あれこれと気を使ってしまい、心が消耗していく疲れ。気配り上手と呼ばれる人でも、実は気疲れしている可能性も?

>>生活の環境が変わると「気疲れ」する

人疲れ

大勢の人とのつき合いで心が消耗していく疲れ。作り笑いを強要されるような環境や人ごみに身をおいていると、この疲れが出てきてしまいます。

「心労・気疲れ・人疲れ」・・・この3つの疲れからくる疲労は、かなりのものです。少しくらいの休養では回復せず、どんどんと内に溜め込んでしまいます。そして、このような心の疲れから、体調を崩し、やる気を失ってダウンしてしまうのです。

心配性な人程疲れてしまう

このような「心の疲れ」を溜めやすい人の特徴に、「心配性な性格」が挙げられます。何事においてもマイナスに考えてしまい、他人の他愛の無い言葉に過剰に反応してしまう性格の人は要注意です。

相手は冗談のつもりで言った一言でも、心配性な性格の人は重く受け止めてしまいます。自分は嫌われているのではないか?自分はこの職場に必要とされていないのではないか?といったマイナスの考えが一度出てしまうと、負の連鎖で益々ネガティブに考えが向いてしまうのです。そして、ますます心労をためこんでしまうのです。

心配性な人は、自分で自分を追い詰めてしまう傾向にあります。仕事の現場では日々、様々な情報が飛び交い、「悪い情報」というものに日々遭遇します。そういった「悪い情報」にその都度反応していては、体はもちませんし、ストレスの大きな職場に耐える事もできません。

考える時間を減らし手足を動かす

様々な悩みを抱えていると、頭の中で考えている(悩んでいる)時間が増えますので、仕事の手は止まってしまいます。周りから見れば、ボーッとしているように見え、仕事をさぼっていると思われてしまいます。そして、心配性な人というのは、敏感にその様子を感じてしまいます。結果、また思い悩むという悪循環に陥ってしまうのです。

そうならないためにも、仕事ではとにかく手足を動かしましょう。思い悩んでいてもしかたがありません。ちょっとしたことで、いちいち心配していては体は持ちません。それよりも、仕事の成果をしっかりとだし、周りから「あいつは凄いな」と思われるように努力してみましょう。

仕事の成果があがり、周りからの評価もあがれば自分に対して自信もわいてきます。自信がわいてくれば、「心配性な性格」も良い方向へ向かいだすはずです。人の性格というものは、簡単に変える事ができません。変える事が出来ないのであれば、その自分の性格をしっかりと把握し、如何にして対処していくかを考えていくべきです。

「自分はどうせ心配性だから」とあきらめるのではなく、「心配性」なりにも、前向きに物事を考えていける思考のクセを付けていく事が重要です。

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慢性的な疲れを抱えている人へ

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