うつ病と診断された場合の療養の仕方

うつ病の治療の一環として、会社を休んで自宅で療養を行なう際に気を付けておきたいことはいくつかあります。以下に注意しておきたい基本的なことをまとめておきます。

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専門的なアドバイスが重要

まずは、自宅療養であっても専門医の問診を受けて医学的なアドバイスを得ることです。もちろん身体や脳を休めることが大切ではありますが、症状の程度によっては薬物療法を併用した方が効果的な場合もあるためです。

それには医師の専門的な診断がどうしても必要になりますので、自宅療養を始めるにあたっては心療内科やメンタルクリニックを受診するようにしましょう。

そして、薬物療法を併用するとなった場合には、決められた服用量を守ることが大切です。指定された量を超えて摂取することで、頭痛などの副作用を引き起こす恐れもあります。

仕事のことは完全に忘れる

続いて、会社を休職して自宅療養を行なう場合は、「きっぱりと仕事をシャットアウトする姿勢」が必要です。うつ病になる人には仕事熱心であったり、毎日を忙しく過ごしていたりする人が多いため、自宅療養中でも仕事のことが気になってしまうことが多々あります。

しかし、自宅療養をする目的の一つは、精神的ストレスである仕事に囲まれた環境から離れることでもありますので、意識的に仕事のことを考えないように環境を整えなければ意味がありません。

外出や運動は控える

また、敢えて外出をしたり激しい運動を行なったりすることは避けてください。脳の正常な機能を回復するために療養をしているのですから、外出をすることによって人の多い環境に身を置くことはあまり好ましくありません。

また、身体的な疲労を感じることは脳の機能の回復のペースを遅らせることにもなりますので、時間を持て余して日頃行なっていないような運動をすべきではありません。軽く汗を流す程度の運動であれば問題ありませんが、基本的には身体を休めることに専念するようにしましょう。

体の状態を改善させることに専念する

そして、自宅療養を行なっている間は、今後の人生設計にまつわる重大な決断などは行なわないようにしてください。会社を休んで療養をしている際には、同僚に対する罪悪感や家族に対する申し訳ないという気持ちなどが強くなる傾向にあり、そのために思い切った決断を下してしまう場合がよくあります。

まずは身体の状態を改善させることに専念し、仕事や生活を今後どうしていくのかといった決断については、症状がある程度軽くなってからゆっくり考えるようにしようという風に考えておけばよいでしょう。

このように、時間があることによっていろいろと考えたり行動を起こしたりしがちになりますが、頭と身体を休めるために療養を行なっているということを忘れないようにしてください。

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