神経伝達物質は、シナプスで情報伝達を介在する物質で、神経細胞間の伝達部である「シナプス」で放出されます。標的とする細胞に興奮や抑制の反応を引き起こします。
神経伝達物質にはアセチルコリン、ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン、グリシン、グルタミン酸などがあります。
神経伝達物質 – Wikipedia
シナプス前細胞に神経伝達物質の合成系があり、シナプス後細胞に神経伝達物質の受容体がある。神経伝達物質は放出後に不活性化する。シナプス後細胞に影響する亜鉛イオンや一酸化窒素は広義の神経伝達物質である。ホルモンも細胞間伝達物質で開口放出し受容体に結合する。神経伝達物質は局所的に作用し、ホルモンは循環器系等を通じ大局的に作用する。アゴニストとアンタゴニストも同様の作用をする。
神経伝達物質 とは – コトバンク – Kotobank
ニューロン(神経単位)間のシナプス,神経と効果器との連結部において,神経終末から分泌され,興奮を次のニューロンまたは効果器に伝達する役割を果たす一連の物質。中枢神経系の伝達物質の候補として現在知られているものには,アセチルコリン,アミノ酸類(γ‐アミノ酪酸,グリシン,グルタミン酸,L‐アスパラギン酸),モノアミン(セロトニン,ヒスタミン),カテコールアミン(ノルアドレナリン,アドレナリン,ドーパミン),ペプチド(バソプレシン)などがある。