土日祝日の「寝溜め」は逆に疲れる要因になる

普段の睡眠不足を解消しようと、休みの日に「寝溜め」をしている人、結構いるのではないでしょうか?しかしながら、実際には「寝溜め」をすると、かえって疲れてしまいます。その理由をこのページでは解説していきます。

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寝溜めで生活のリズムが狂ってしまう

「明日は休みなので、目覚ましをOFFにして、たっぷり寝よう」と、お昼過ぎまでダラダラと寝てしまったとします。目が覚めてからも、何をするでもなく、部屋のなかでごろごろ。そして、いつのまにか2度寝・・・。このような休日の過ごし方だと、その夜は、なかなか眠りにつく事ができなくなります。

そして、床に入ったはいいが、明け方近くまで目が冴えてしまい、ようやく眠くなってくる頃には、すでに太陽が顔を出してしまった後・・・なんてことも。こうなっては、ほとんど寝る事もできず、重たい頭を引きずって出社することになります。せっかくの休みが、逆に体を疲れさせる結果となってしまうのです。このような経験、したことはありませんか?

睡眠のリズムを整える方法を太陽の光を浴びて「睡眠リズム」を整える疲れきっているのに目が冴えて眠れないのページで紹介しましたが、せっかく規則正しくなった体内時計を、「ダラダラと過ごす休日」が原因で、再び乱れる結果となってしまうのです。

そこで知っておいてもらいたいのが、これから説明する「アクティブレスト(積極的休養)」です。

アクティブレストとは?

アクティブレストとは、日本語では「積極的休養」と訳されます。この言葉は、欧米ではスポーツトレーニングの専門用語として使われるとともに、文字通り「アクティブ」に活動しながら「心身のリフレッシュを図る」という意味合いです。

アクティブレストは、現在ではプロ野球でも取り入れられており、例えば先発ピッチャーは登板した翌日は、完全休業に充てることが通例でした。それが、最近では完全休養に充てるのではなく、ランニングやプールで泳ぐといった軽い運動を行う事で、疲労の回復を早めています。

通常、運動して疲れきってしまった翌日というのは、動かずに静養するほうが良いように思えますが、むしろ軽く運動するほうが疲労回復には良いとされる考え方が、このアクティブレストなのです。

休日はアクティブレストで疲れもスッキリ

「寝溜め」は逆に疲れの要因となってしまう事を説明してきましたが、ではどういった休日の過ごし方が良いのでしょうか?この答えが、先に説明した「アクティブレスト」です。

休日だからとダラダラ過ごすのではなく、例えば少し散歩がてら、軽くランニングしてみるとか、バッティングセンターで軽く汗を流すといったように、体を動かすことを意識した休日の過ごし方を心がけてみましょう。

軽い運動を行う事で血行が良くなり、血行が良くなれば乳酸の排除が促されますので、疲労回復も早くなるというわけです。一方、土日を寝て過ごしてしまえば、血行は悪くなり、乳酸も排出されないので、疲労は回復しないというわけです。

また、運動を行う事で、脳内のセロトニンの分泌が促されることが分かっています。セロトニンが分泌されると、気持ちが明るくなり、うつな気持ちが改善されるという作用があります。運動後は、気持ちがスッキリしたようになるのはそのためです。

このように、休日には積極的に体を動かすことで、月曜日の朝もスッキリと迎える事ができ、その一週間の始まりを快適にスタートすることができるのです。

参考サイト(外部リンク)

アクティブレストに関して

寝溜めに関して

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慢性的な疲れを抱えている人へ

一つの会社に一生を捧げるのも良いですが、体を壊す前に転職も考えてみましょう。リクナビNEXTのスカウト登録を行っておけば、希望の条件に適した企業からのオファーが届きます。採用側も、まずはリクナビに登録しておけば人材が確保できると考えています。

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