うつ病とはどのような病気なのか?

うつ病とは、脳のエネルギーが低下・不足することによって起こる症状のことを言います。私たちが生きていくにあたっては、楽しいことや嬉しいことばかりではありません。時には、辛いことや嫌なこともありますし、悲しいことも起こります。

特に現代の高度化された社会においては、会社や学校などの人間関係も複雑になってきていますし、科学技術の進歩によって、パソコンやスマートフォンなどによる新しいコミュニケーションの方法も加わってくることで、私たちは日々いろいろなやり方でまわりの人との関係を構築することが求められています。

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休まる暇が無い現代人の脳

このような時代にあって、私たちの脳は常に休まる暇がありません。パソコンの前に座って複雑な仕事を処理しなければならなかったり、スマートフォンで気を使いながら慎重にメールを送らなければならなかったり、日常生活のさまざまな局面で脳を働かせなければなりません。

一日を終えてベッドに入った後でも、その日のことを振り返って反省したり、明日やるべきことについて確認したり、なかなか眠りに就くことができないことがしばしば。

さらに、スマートフォンの普及により、寝床でもメールやWEBのチェックを行ってしまい、脳はさらに疲れてしまいます。それだけ脳が動く時間が長いということは、活動に必要なエネルギーも多くなっていきます。

脳のエネルギー不足がうつ病のきっかけに?

脳に必要なエネルギーが十分に与えられないと、脳の活動の水準は次第に低下していきます。その結果、それまで行なうことのできていた的確な判断を下すことができなくなったり、「当意即妙(即座に場に適った機転を利かせること)」な受け答えができなくなったりするようになります。

また、気分が落ち込むようなことがあった際に、気分のすぐれない状態が1~2週間にも渡って続くようになります。これまでは、落ち込むようなことがあったとしても、何か嬉しいことや楽しいことがあれば一時的に気分が高揚していたのに、気分の落ち込みが定常化していってしまうのです。

このように、気分の落ち込んだ状態が2週間程度継続するようになると、うつ病が疑われます。脳のエネルギーが不足することによって、日常生活における適切な意思決定が難しくなり、気分の落ち込みが続くことで身体的症状を引き起こします。

特徴的なものとしては、ひどい倦怠感や食欲不振、頭痛や腹痛、睡眠不足などがあります。これは、身体のホルモンバランスを調整している脳の機能が低下することによるもので、脳のエネルギー欠乏という根本的な治療を行なわないと、長い期間に渡ってこれらの症状に悩まされることになってしまいます。

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