人間だれしも、何事においても「楽をしたい」と考えるのは普通です。当然、仕事の現場でもその考えは浮かんできます。しかし、楽な仕事ばかりをしていると、実は余計に疲れが溜まってしまう要因となってしまいます。
苦労を苦労と思わない人ほど疲れない
新人や若手の仕事というものは、日々やる事が決まっていて、命じられるがままに業務をこなしていくパターンが多いのですが、これは「やるべきこと」を先輩や上司が手配して、部下や新人に仕事を振っていくからです。
命じられるがままに、指示されたことだけをやっていくわけなので、あれこれと頭を悩ませる必要もなく、一見すると楽な仕事のように思えます。でも、そのような人まかせな仕事ばかりをしている人程、ぐったりと疲れている事が多いのです。時計に何度も目がいき、「疲れた」とついつい口に出してしまいます。
一方、自分から新しい仕事を提案・企画し、上司や先輩か命じられることなく、自分からすすんで「面倒くさい仕事」を行なっている人は、忙しくはあるものの、あまり疲れた様子は無く、ハツラツと働いていて、上司受けも良い人が多いのです。
この差は何故生まれるのでしょうか?これは、よく言われている「気の持ち方」の結果です。気の持ち方次第では、疲れの度合いは違ってくるのです。自発的に、難易度の高い仕事に取り組む人程、実は疲労度は小さいのです。
もちろん、このように苦労を進んで背負い込むことによる疲労や心的な負担は確実にあります。でも、自ら進んで望んだ仕事にはやりがいがあり、責任があり、生まれた結果に対して、時には涙を流して感動したりします。
この結果が、「苦労を苦労と思わない」考えとなり、疲れも少なく、次からもまた、難易度の高い仕事に取り組んでいくような、前向きな姿勢が生まれていくのです。そのような人は、「疲れない生き方」をいつのまにか実践しているものです。
疲れない生き方とは?
先程の例は、自発的で前向きな人程、疲労が少ないという内容でしたが、皆が皆、そのような仕事ができるわけではありません。立場上、仕事の企画や提案を行う事ができない、若手社員もいることでしょう。そのような場合は、以下の事を心に留め、日々の暮らしの中で実践してみてください。
- 受身で働くよりも、能動的に働く
- 文句を言われてもクヨクヨせず「ためになった」と思う
- 人を恨まず、人に感謝する
- 疲れる事を嫌がらず、前向きな気持ちで仕事に取り組む
- ノルマ達成のために身を削るのではなく、その達成が自分の夢にも繋がるということを考える
他のページでも、上記の疲れない生き方に関しての記事を紹介していますので、上記の項目のリンク先も参考にしてみてください。