カフェインは、プリン環を持つプリンアルカロイドの一種で、コーヒー類に含まれることからこの名があります。カフェインが含まれている主な飲み物に、コーヒー、コーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート、栄養ドリンクなどがあります。また、一部の医薬品にも含まれています。
お茶に含まれるカフェインはタンニンと結びつくために、その効果が抑制されることから、コーヒーのような興奮作用は弱く緩やかに作用します。白色の針状または六角柱状結晶で匂いはなく、味は苦く、昇華性があります。
以下に、カフェインの主な作用を箇条書きで紹介します。
- 覚醒作用
- 脳細動脈収縮作用
- 利尿作用
- 不眠(眠気覚まし)
- 倦怠感の改善
スポンサーリンク
カフェインの副作用
カフェインの摂りすぎは副作用を招き、不眠や血圧の上昇、骨を弱くするといったものがあります。また、カフェインの摂取は一時的に頭痛を和らげますが、過剰摂取となると、逆に頭痛を引き起こす原因ともなります。
良薬口に苦しで、何事も摂りすぎは禁物ということですね。