チック障害(チック症)の原因と症状・治療方法

チックとは、顔面の筋肉などが、自分の意思に関係なく突然リズミカルに動いてしまう状態をいいます。発症年齢は4~11歳くらいとされており、発症の要因はよくわかっていませが、脳内の神経伝達物質が関係していると推定されています。

また、周囲が心配して子どもに意識させすぎると症状がわるくなることがあります。これは、ストレスが関係していることがわかります。

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チック障害(チック症)の原因

冒頭でも少し触れましたが、チック障害のはっきりとした原因は不明といわれています。しかし、チックを起こす病気もあり、体質的なものも関連していると考えられています。これは、チックを起こしやすい素質があり、そこに環境要因が引き金になると考えられます。

また、対人関係のトラブルなどの心理的な緊張やストレス、みんなの前で発表するときなどの緊張、遊びを含めた過度の興奮状態が発症の引き金となる場合もあります。

尚、チック症の多くは一過性と言われており、時間の経過と共に治まることが多いのですが、慢性的に起こすこともあります。

チック障害(チック症)の症状

一般的な症状としては、まばたきや顔のしかめ、首ゆすり、肩すくめといった身体部分の運動として現れる「運動チック」と、咳払いや鼻で臭いを執拗に嗅ぐといった様な「音」として現れる「音声チック」とがあります。また、さらに複雑な運動が見られた場合や、汚い言葉を発するといったものもあります。

そして、運動チック、音声チックといった症状が1年以上に渡って続くような重症な場合を「トゥーレット症候群」といいます。トゥーレット症候群は慢性的なチック症状に、汚いことばを吐く症状が合併する神経系の病気で、男児に多く、10歳前後に発症が多いとされています。

チック障害(チック症)の治療

チックの症状は無意識に起こるものです。なので、症状を止めるように注意してその時は抑えられたとしても、根本的には止まりません。また、注意しても効果は無く、逆に症状を悪化させる原因となる場合もあります。

治療には、基本的に子どもに対する過度の干渉を減らすことから始めます。チックの動作が起こっても、そのことにはあまり目を向けず、叱ることもしません。動作のことは気にせず、緊張を解すことに注力します。

また、チックはストレスが原因で発生する場合もあります。発生原因となるストレスがあれば、そのストレスの元凶を取り除くようにします。

しかし、必ずしも原因がはっきりするとは限りませんので、本人や家族もあまり気にならず、チックがあることで生活上のマイナスが無いのであれば、そのまま放置しておいても大丈夫です。

しかし、本人や周囲の人が気にしてストレスを引き起こすようなら、以下で説明する薬物(ハロペリドール)の服用で動作を軽くするという処置を取ります。薬物を含めて、じょうずにつきあっていくように考えてください。

ハロペリドール

ハロペリドール(Haloperidol)は、1957年ベルギーのヤンセン社の薬理学者ポール・ヤンセン(Paul Janssen)がアンフェタミン(覚せい剤)による運動量昂進に対して拮抗する薬物として発見したブチロフェノン系の抗精神病薬である。抗妄想・幻覚作用などを有する。主に中枢神経のドパミンD2受容体を遮断することで作用する。統合失調症の治療薬として多く用いられているものの一つである。統合失調症以外に、躁うつ病、せん妄、ジスキネジア、ハンチントン病、トゥレット障害などにも使用される。

引用元:wikipedia ハロペリドールより

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