精神状態と行動障害

脳器質性精神障害の影響化では、ちょっとしたことがきっかけで不安になったり、激しく落ち込んだりと、気分が不安定になりがちになります。

また、物を盗られるといった「妄想」が突然出たり、親戚や友人が来ているといった「幻覚」が出ることがあります。また、幻覚は夜間に出やすい傾向にあるようです。

行動面の問題としては、徘徊(はいかい:迷子になること)したり、色々なものを集めるといった行動が出ます。

しかし、これらの症状や行動を注意したり、批判したりすると、精神的な安定が崩れて、さらに不安になって認知面の障害(記憶障害や思考力の障害など)が進行するという悪循環に陥る可能性があるので、注意が必要です。

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