最強の疲労回復物質?イミダペプチドで慢性疲労を回復する

この記事の所要時間: 728

NHKで毎週金曜日の午後7時30分~放送されている「かんさい熱視線」にて、「疲れ」をテーマにした特集が放送されていました。その中で、「慢性疲労」に焦点を当てた内容が紹介されていましたので、当ブログでも改めて紹介してみたいと思います。

かんさい熱視線で紹介されていた「イミダペプチド」についてはこちら

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慢性疲労とは?

当ブログのコンテンツ内(慢性疲労と疲れの知識)の中で詳しく紹介しているのですが、簡単に言えば「慢性化してしまった疲れ」のことを慢性疲労と呼んでいます。

通常の疲れと違って、一日や二日程度の休息では取れなくなった疲れのことで、この慢性疲労がさらに悪化することで、不眠症や慢性疲労症候群、うつ病といった精神疾患を発症する危険性が高まってしまいます。

「かんせい熱視線」の中では、「疲れなき疲れ」といった風に表現され、自覚できていない疲れには特に注意するよう必要があると語られていました。

疲労に対して鈍感な日本人

「自覚できていない疲れ」や「疲れなき疲れ」とは・・・?これらはいったい、どういう意味なのか疑問に思う人も少なくないと思いますが、どちらの疲れにも共通して言えるのが、「自分では大丈夫」と思っている疲れです。

仕事上がり等で、「今日も疲れた・・・でも1日ゆっくりと寝れば、疲れも取れるだろう」と期待して、1日をゆっくり過ごしたとします。しかし、休み明けの仕事中、「やはりなんだか疲れた感じがする・・・。ちょっと疲れが溜まっているのかな?」と感じる方はきっと多いでしょう。

ここでしっかりと、仕事をセーブして残業を減らし、余った時間を休息に充てることができれば、疲労が慢性疲疲労となることもありません。しかし、人間は疲れに対して乗り越えようとします。動物であれば、疲れてくれば走るのをやめ、休息に勤めようとしますが、人間ではそうもいきません。

もちろん、仕事をセーブできない、休めないという方が殆どでしょうから、簡単には休むこともできないでしょう。その結果、「疲れているけど1日寝れば大丈夫!」とか、「疲れているのは気のせい。気合が足りない証拠だ」といったように、疲れているのにそれを認めない(認めようとしない)人も少なくありません。

このような「自覚なき疲れ」の状態でさらに疲労を蓄積させることで、疲労は慢性疲労となり、やがては私達の体を蝕んでいくこととなります。

疲労を蓄積させないために重要なのは、「疲れを感じてから休む」のではなく、「疲れる前に休む」ことなのですが、現代の日本社会では、その当たり前がまかり通らない社会となっているのです。

日々の体のメンテナンスを考える

しかし、だからといって、「疲れ」という体からの悲鳴を無視して働き続けていては、いつかは限界がやってきます。限界が訪れてからでは、回復にも時間がかかってしまいますし、一度壊してしまった体は中々元には戻りません。

そこで重要になってくるのが、日々の体のメンテナンスをどの程度行えるのかです。

直ぐに思いつくのが、土日祝日等の休日に、しっかりと体を休めるということです。しかし、休日だからといってダラダラと過ごしてしまっては、疲労が取れるばかりか、下手をすればさらに疲労を溜める結果となる可能性もあります。

⇒土日祝日の「寝溜め」は逆に疲れる要因になる

休日に溜まった疲れを癒そうと考えるのではなく、毎日の残業を極力控え、自宅に戻った後はゆっくりと静養に勤めるといったように、日々の体のメンテナンスを行うことで、疲れを効果的に癒すことができるのです。

日々の体のメンテナンスでできることはたくさんあります。

  • シャワーだけで済ますのではなく、お湯を張ってしっかりと体を温める
  • バランスの取れた食生活を心がける
  • 毎日決まった時間に床に入り、規則正しい生活を送る
  • 自宅に戻ってからのPCやスマートフォンの利用を制限する⇒スマホ症候群
  • 無駄な残業を行わない、または残業の時間を減らす
  • 休日であっても普段と変わらない時間に起きる
  • 毎週の休日には軽い運動を行う(アクティブレストによる休息

趣味に没頭する時間を作り、定期的に自分ひとりだけの時間を作ることも大切です。睡眠前はアロマセラピーによってリラックスするというのも良い方法ですね。

この様に、毎日の時間の中で疲れを取ることを考えていけば、疲労が慢性化してしまう可能性を低下させることも可能なのです。「その日の疲れはその日のうちに」癒すことが、慢性疲労とならないための近道と言えるでしょう。

イミダペプチドで慢性疲労は回復できる?

かんさい熱視線の話に戻りまして、この番組内の後半部で、最強の疲労回復物質として「イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)」のことが紹介されていました。

以前、どの番組で見たのかは忘れたのですが、私もこの物質のことは気になっており、個人的に色々と調べる機会があったので、以下に共有しておきたいと思います。

イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)

  • イミダペプチドは魚類や鳥類等の動物に含まれている成分
    • 特に渡り鳥の胸の部分や、マグロの尾びれ等に多く含まれる
  • 高い疲労回復効果があることが最近の研究によって分かってきた
  • 抗酸化作用にも優れる
  • 23種類の食品成分の中で今最も注目されている(らしい)
  • 消耗やダメージから筋肉を守る働きがある(渡り鳥が長時間飛ぶことができる要因)

成分自体は1900年には発見されていたそうで、最初はほ乳類の骨格筋中で発見され、その後に様々な種類の脊椎動物でも発見され、渡り鳥を祖先に持つガチョウの骨格筋中に豊富に含まれていることが分かったそうです。

渡り鳥が一度の飛行で、休まず何日間も飛び続けることができるのも、このイミダペプチドが筋肉のダメージや疲労を回復しているからと考えられており、この成分を利用した栄養ドリンクも最近では販売されるようになっています。

話題の鶏胸肉から高濃度抽出したイミダペプチド

また、抗酸化作用も非常に優秀であるとのこと。日本予防医薬のホームページの中では、イミダペプチドが持つ抗酸化作用について、この様にかかれています。

『イミダゾールジペプチド』の抗酸化作用

『イミダゾールジペプチド』とはヒスチジン(または1-メチルヒスチジン)とβ-アラニンのジペプチドである「カルノシン」と「アンセリン」のことです。
『イミダゾールジペプチド』の抗酸化作用は1988年にAmes博士(変異原性試験の開発者)らのグループによって報告されました。
「カルノシン」も「アンセリン」もヒトが摂取すると、血液中で速やかに単独のアミノ酸に分解され、骨格筋中に移行し「カルノシン」に再合成されると考えられています。
そのとき、抗酸化作用が発揮されます。
この抗酸化作用について、ヒトの疲労試験で酸化ストレスマーカーを用いて、その変化がはっきりと確認できたのはなんと『イミダゾールジペプチド』だけだったのです。

http://imidapeptide.jp/details/identity.html

発見された年代が1988年と比較的新しいことからも、今後さらに研究が行われていく成分であると予想できます。

かんさい熱視線の番組内でも、疲労回復がどの程度行われるのかを実験していました。実験内容としては、ある一定の運動量を行った後、イミダペプチドを摂取している人と、他の疲労回復成分を摂った人で、疲労回復の度合いにどの程度の差が出るのかを検証するというものでした。

結果として、イミダペプチドを摂取していた人に最も高い疲労回復効果が出ていました。他にも、カフェインやクエン酸、梅干、ビタミンCやコエンザイムQ10等の疲労回復に良いとされる食品や成分が紹介されていましたが、その中でも群を抜いて効果が高いものが、イミダペプチドでありました。

私はこの成分を摂ったことが無いのでなんとも言えないのですが、実験結果を見る限りはかなり効果の高い成分であるとの印象を受けました。実際に、これほどの高い疲労回復効果があるのならば、慢性疲労に悩まされている現代人にとって救世主となる成分になるかもしれません。

疲労を回復するためのサプリや栄養ドリンクは、多種多様なものが販売されています。しかし、数が多すぎてどれを摂れば良いのか分からないというのも正直なところなので、何か一つ「これだ!」というものが出てくれれば、常に疲れている現代人の手助けになってくれることは間違いないでしょうね。

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