腰痛の一因にストレスが関係している?

この記事の所要時間: 321

一見すると関係が無いように思われる「ストレスと腰痛」ですが、少し興味深い記事を発見しましたので、共有の意味も込めて引用しておきます。

最近では年代を問わず悩まされる人が多い腰痛。その一因として、労働者健康福祉機構の整形外科医の松平浩(こう)さんはストレスを挙げる。

松平さんはこれまでに、働く世代を中心に腰痛に関連する研究を続けてきた。アンケート調査などをもとに分析した結果、腰痛は心理社会的要因で引き起こされる場合もあることがわかったという。

例えば、強いストレスにさらされると、心のバランスを保つ脳内物質であるセロトニンやドーパミンが出づらくなる。その結果、心臓がドキドキしたり下痢をしたりと自律神経の影響を受ける症状が出る場合がある。松平さんは、これと同じ仕組みで腰痛や肩こりが起こることも考えられるという。

腰痛の原因はストレスのほかにも、それと並列して腰自体に負担がかかる機能障害が考えられるという。松平さんは約3800人のデータをもとに解析した結果、(1)介護を含む重量物(20キロ以上)の取り扱いに従事したり、(2)前屈やねじり動作を頻繁に行うことに加えて、(3)仕事に対する満足度が低かったり、(4)上司のサポート不足や、(5)めまいや頭痛、肩こり、胃腸の不調などがあることが、腰痛が慢性化する危険因子であることがわかった。

松平さんは、猫背の姿勢が強くなった場合は体を後ろに反らし、後ろに反り気味の時間が増えたら前かがみになる軽い運動を推奨している。くしゃみや咳をする際も壁や机に片手をついて腰への衝撃を和らげることが必要だ。

そして、脳の機能障害を防ぐ必要がある。ドーパミンなどの分泌を促し、仕事に集中するため「よし、やるぞ」と一声かける。また、脳の機能を活性化させるには、音楽鑑賞やウォーキングなどがお勧めだそうだ。仕事中は挨拶や感謝の言葉をあえて口に出してみるなど、折り目をつけた人間関係を意識的につくることも大事だという。さらに松平さんが提唱するのは日記をつけることだ。

「上司に怒られたら腰が痛くなった」など、その日の出来事やその際の体調をつけておくと、後になってどういうときにストレスと連動して体調が悪くなるかがわかり、解決策も見つけやすいという。

http://dot.asahi.com/aera/2013011600047.html

うーん、私も腰痛持ちで、整形外科や整骨院で定期的に検査を受けているのですが、強いストレスを受けた際に腰痛が発生することがあるというのは初耳でした。でも、確かにストレスを受けることでお腹が痛くなったり、異常な発汗や動悸が現れるということは有名ですね。それと同じ事が腰痛や肩こりにも言えるということなのでしょう。

しかし、なんでもかんでもストレスが原因としてしまうのは、根底に潜んでいる疾患を見逃してしまうことにも繋がりますので、「ストレスが無くなればそのうちに収まってくる症状だろう」と自己判断してしまうのは危険です。

腰痛にしても、椎間板ヘルニアやその他の疾患が原因となって痛みを発している場合もありますので、まずは医師の診断を受けることを念頭にし、その次にストレス等が原因となっていないかを考えてみましょう。

さて、上記の紹介記事で個人的に気になった点として、

「上司に怒られたら腰が痛くなった」など、その日の出来事やその際の体調をつけておくと、後になってどういうときにストレスと連動して体調が悪くなるかがわかり、解決策も見つけやすいという。」

この部分が特に「なるほど」と感じたポイントです。人は自分の体調に関してはかなり無関心な所があり、特に日本人は痛みに大して「我慢」してしまう傾向にあります。

こういった「痛み日記」をつけておくことで、過去にどういった現象がその痛みに繋がったのかを知る手がかりにもなりますし、お医者さんで診察してもらう際に見せることで、より確かな診察を受ける事が可能となるかもしれませんね。

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